人の手でつくる事の意味。

この “ヨモギオイル” のつくるプロセスは手作業をベースに行っています。

 

 

材料となる素材はとにかくシンプルです。

・オーガニックのセサミオイル

・収穫直後のヨモギ

・最小量の防腐剤

それだけで出来ています。

 

材料がシンプルな分、それぞれの素材と手作業の工程がダイレクトに完成された商品に表れます。

 

自然に生息するヨモギを使用するという事は、いつも同じ量で安定した品質のものを採取する事ができません。

 

 

それが当たり前の事でもあるし、魅力でもあります。

 

ただ、安定感が無く、コントロールできないという点では難しい事も多々あり、つくり終えるまでの間は、常に緊張感を持っています。

 

一見、効率の悪い、アナログな方法のようにも思えますが、手作業で行う必要がそこにはあります。

 

 

その “ヨモギ” の状態によって煮出す時間と温度の管理をしながら、仕上がりのバランスを取れるよう心掛けり必要があるからです。

 

 

今回のヨモギオイルは、冬に差し掛かるアクが強い時期のヨモギを使用しています。

 

アクが増すことで、ヨモギ本来の強さが増しています。

 

鮮やかな春色のものではありませんが、あまり表に出る事のない冬のヨモギとして感じて、お楽しみ頂けたら幸いです。

 

 

自然を相手に仕事をするという事は一筋縄にはいかないことも多々ありますが、一喜一憂してきた今までの製作の回数と経験は、今となれば糧になっています。

 

完成まで、あと少し、価値のあるものに仕上げます。