本当に良いものとは?の答え。
この “ ヨモギオイル “ は、良い意味で、今までの拘りを捨てた方法で製作しております。
理由は、化粧品として、商品として、安心して使える “価値のあるもの” をつくる為です。
薬機法に基づきながら、化粧品会社様のご協力のもとで製作しております。
“ 自然界のあるがままの循環を大切にしたい。“ という想いのもとはじめた取り組み。
今までの自分は、 “ 安心安全 = 良いもの = 自然なもの “ という固定観念があり、
何より、一から十までの全てを自分の手で作るという事に拘りがありました。
その為に、今回のように、たとえ僅かでも化学薬品を使用する事や、製造する過程の一部を委託する事に対して当初は違和感があり、
本当の安心安全とは何なのか?を整理できずにいた時期もありましたが、専門分野のエキスパートとのディスカッションや、
数値として表れる検査を重ねる中でロジックが見えた事により、着地点がはっきりしたように思います。
去年の事。収穫した “ ヨモギ “ を検査に出し、その結果が、化粧品として使用できる数値をこえるものだということが判かりました。
雑草が多く茂る夏場の時期。安全だと思っていた場所には農薬が撒かれていたのです。
そして、収穫して検査に出すまでの、たった24時間のあいだにも、みるみると細菌が増えていたのです。
その時にハッと気付きました。
あくまで安心安全を約束された上での化粧品であり、
決して自己満足ではいけない。(当たり前ですが…)
何より、その責任と義務がある事なのだと。
その後、収穫に適したより安全な場所を再び探し、辿り着いたのが未開拓の山奥でした。
滅菌処理の方法にも試行錯誤しました。
最初に試みたのが紫外線照射。
細菌が増える事は無くなったものの、ヨモギ本来の香りや効能が失われてしまい失敗に終わりました。
そのなかで、最終的に選んだ方法が、0.01%のプロペルパラベン (防腐剤) を使用するという所に落ちつきました。
ヨモギの本来の香りや効能などの良さをできる限り失わず、
時間が経過しても安定した安心安全な状態でお届ける方法として最善だと感じております。
決して、全てが順風満帆に進んでいる訳ではありません。
ただ、そのような壁に自分が成長させられ、恩恵を受けているのも事実。
これからも引き続き改良できる点はあると考えています。
あらゆるバランスと真摯に向き合いながら、より良いものにしていきます。